そもとも蓄熱式脱毛とは?

蓄熱式脱毛とは、弱い出力のレーザーや光を連続して照射し、熱を徐々に蓄えながら毛根を破壊する、またはダメージを与える脱毛方法で、SHR式脱毛(Super Hair Removal) とも呼ばれます。

蓄熱式脱毛の仕組み

蓄熱式脱毛は、レーザーや光の熱を連続して照射し、「バルジ領域」に熱を蓄積させることにより、脱毛効果を得る仕組みになっています。

「毛を生成する働きを持つ組織」であるバルジ領域にアプローチすることで、発毛を阻止する、または発毛を抑制することが可能です。


蓄熱式脱毛の特徴【効果・メリット】

①痛みがすくない

強い照射パワーで毛根にアプローチする熱破壊式脱毛と比べて、蓄熱式脱毛は痛みやリスクが少ないのが大きな特徴です。

蓄熱式脱毛は、毛根の浅い位置に弱い照射パワーでアプローチするため、痛みや肌へのダメージが少なく、施術後の赤みや腫れ、火傷などのリスクも低くなります。

②短期間で効果があらわれる

基本的に脱毛は、毛周期に合わせて1~3カ月の間隔を空けて施術する必要があり、短期間で十分な効果を発揮することはできません。

しかし、従来の脱毛方式とは異なる蓄熱式脱毛は、熱破壊式脱毛に比べて短い施術間隔で脱毛する事が可能です。

(熱破壊式)脱毛の効果を得るためには、メラニン色素が多く、毛根と密着している状態の『成長期』の毛に合わせて照射する必要があります。

毛周期は部位によって異なりますが、約1~3カ月間隔であるため、その分施術間隔も必要になります。

しかし、蓄熱式脱毛でアプローチするバルジ領域は『毛周期後期』の毛にも存在するため、『成長期』以外の毛においてもある程度の効果を発揮します。

そのため、短い間隔での施術が可能、打ち漏れのリスクも少なく、熱破壊式脱毛に比べて効率的に脱毛を完了することができます

③産毛や細い毛、白髪にも効果がある

蓄熱式脱毛は、従来の脱毛機では効果が出にくい、また対応できなかった毛にも対応できます。

メラニン色素に反応する仕組みではないため、色素の薄い産毛や細い毛、メラニン色素がない白髪にも効果を発揮することができます。

毛周期

 

脱毛完了までにはに複数回の施術が必要になります。
その理由は、毛が生えるメカニズムにあります。
毛は絶えず生え変わりを繰り返しており、このサイクルを「毛周期」といいます。
毛周期はの長さは部位によって異なり、女性の場合、毛髪は約4~6年、わき毛は2ヵ月程でサイクルをひと回りします。
普段私たちの目に見えているのは成長期と退行期の毛だけですが、皮膚の下には休止期の毛が隠れています。
わき毛の場合、成長期と退行期の毛は約30~40%で、半数以上の毛は見えていない状態です。
「複数回の脱毛が必要なのはわかったけど、それで結局何回でつるつるになるの?」
いちばん気になるのはここですよね。
脱毛が完了して「つるつる」と言える状態になるまでの回数は部位差や個人差が非常に大きいため、どうしても一概には言えません。
ただ、プラチナの施術を6回完了すると多くのお客様の声では、ムダ毛がほとんど気にならなくなり、普段の自己処理も最小限で済むなど仕上がりにご満足いただける状態になります。